発達障害児の支援者の求められること


一般社団法人日本発達障害ファミリー支援協会は、2009年に立ち上げチャイルド・ライフ・サポーターR(発達障害児地域支援員)という支援員の人材育成を行っています。2019年は協会を立ち上げ10年になります。

私たちがこの10年に近く長きにわたり大切にしていることをご紹介したいと思います。

社団法人を設立する前は代表やまもと まゆみが個人事業として粛々と事業を行っていました。もちろん支援員の育成の前に、発達障害児(当時は主に学習障害児という表現や登校拒否児という言葉で子どもたちは表現されていました。)の支援を行い、家庭支援やその他アクティビティなどを子どもの発達を促すためのあらゆる支援を行っていました。

そういう長年の実績を経て地域で発達に困りのある子どもの支援を継続的に行うためにはどのようなことを支援者は知っておく必要があり、どのようなスキルを獲得しておかなければならないのか?ということを探求し、現在のチャイルド・ライフ・サポーターR(発達障害児地域支援員)資格認定講座の基本を作りました。
その後は数年ごとに教材を改訂し、より新しい情報の提供を心掛けてきました。すでに代表やまもとが発達障害の事業を始め25年ほどになっています。日本で初めて発達障害のことについて学ぶことができる資格認定講座にして10年近く現代社会に必要な子どもの健やかな発達を援助することができる支援員の育成はますますとても大切な事業となってきました。

私たちに追従するように最近では発達障害に関わる資格がたくさん出来てきています。その他の支援を行うための資格講座のほとんどは子どもの発達、成長を支えるほんの一部しか対応できません。よくあるのは「学習支援」を行える資格「コミュニケーション」に特化した資格などです。こどもの発達を援助するためには様々な方向からのサポートが必要です。
それなのに、どうして「学習」だけにこだわるのでしょうか?
「言葉でのコミュニケーション」だけ獲得させたがるのでしょう?

全ては学校の評価や周りの大人の評価、ひいては他の子と比べての評価を基準にしているからです。そのようなことを基準に子どもたちを育てていては子どもも家族も辛い思いをするのは目に見えています。
私たちは子どもの発達がどのように進んで行くのかをずっと見守ってきました。どう豊かに育ち、社会に飛ぶ立つことができて行ったかを子どもやご家族同様体験させていただいています。だからこそ、子どもの育ちに大切な事、まずバランスの良い発達を援助するためにはどのように子どもたちを理解し、支えて行かなければならないかを知っています。

「子どもに障害がある。」と専門家から告げられ、絶望の淵に立たされた保護者の方がなんとか気持ちを持ち直し、私たちのところのドアをたたいてくださったことの意味はなんなのか?
そして、私たちと二人三脚でお子さんの発達を援助した結果支援級から普通級に混ざることができるようになり、通常の学校へと進学することも夢ではなく実現可能になりました。
それは福祉の世界から教育の世界へと橋渡しをしなければいけないという非常に困難な作業です。学校側の反対にあうのは当たり前です。けれど、子どもたちが普通級で学ぶことで可能性を最大に拓くことになるのであれば何度も学校と話し合いを持ち、訴え続け、子どもの未来を輝くものにするためのお手伝いをしていくのです。

子どもがそのように育っていくためには「知能を高めること」「脳機能をバランスよく発達させること」「人間として幸せに生きるために他者との関係性を築けること」「自律性が確立し、生活力があること」など生きて行く上でとても大切なことを基準に支援ができる情報や知識を選出し支援する方に学んでいただいています。決して就労でき、お金が稼げるようになることだけを最終目的にしてはいけません。学びが多岐に渡り、継続していくのはそのためです。

「すべての子どもたちの可能性を最大限に拓き社会と関わり、貢献できる人に育てること」それは、たとえ「発達障害」があろうとも実現可能であり、目標にできるものであることを多くの支援者に知っていただきたいと思います。

社)日本発達障害ファミリー支援協会が開講している通信講座や資格認定講座<チャイルド・ライフ・サポーターR(発達障害児地域支援員)> 各種インストラクター認定講座の学びはそのような学びなのです。


協会概要

【所在地】大阪市淀川区西中島3丁目11-24 新大阪J山よしビル3階B号室
【電話番号】06-6795-9900/【FAX】06-6795-9901 
【メールアドレス】info@jdfs.org
【設立】2009年



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代表者紹介

一般社団法人日本発達障害ファミリー支援協会
代表理事 やまもと まゆみ

チャイルド・ライフ・サポーターR(発達障害児地域支援員)SV、発達障害コーディーネーター、専門学校講師、S&E療育プログラム開発者、知的能力開発プログラム開発者、NPO法人発達障害児支援LOF教育センター代表、MARBLE?WORLD 代表、教育コンサルタント、サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格取得者、書籍「発達障害の子がぐーーーんと伸びる心と体の育て方」

発達障害児とその家族支援に長く関わり、現場を通して必要な支援を積極的に独自に行ってきた。障害児支援という福祉領域の事業を「教育支援」として行い、発達障害児の可能性を拓いてきた。多岐に渡る様々な社会課題にも積極的に関わり、グローバルな視点で発達障害の支援事業を考え、実践している。自身も母親であるため、子育て、仕事を通した女性の幸せな生き方を提案している。




アドバイザー紹介


北出 勝也氏

1991年 関西学院大学商学部卒業
1993年 名古屋キクチ眼鏡専門学校 専攻科 卒業
1999年 米国オレゴン州パシフィック大学パシフィック大学オプトメトリースクール卒業 ドクターオブオプトメトリーを取得、帰国後、視機能トレーニングセンターJoyVisionを開設
米国ヴァージニア州 オプトメトリスト(検眼士)開業資格を取得、ビジョントレーニング検査・指導開始
2009年7月〜 一般社団法人視覚トレーニング協会設立 代表理事
現在はスポーツ選手のビジョントレーニングも積極的に行っている。

【著書】
「見ることは理解すること」(山洋社/2003年)、「学ぶことが大好きになるビジョントレーニング」(図書文化社/2009年)、「学ぶことが大好きになるビジョントレーニング2」(図書文化社/2012年)、「頭が良くなり視力が回復する視覚トレーニング」(マキノ出版/2013年)、「勉強も運動も得意になる子どものビジョントレーニング」(2015年)、「クラスで楽しくビジョントレーニング」(図書文化社、2017年) 



 

小泉 雅彦氏

特別支援教育士(S.E.N.S)SV
札幌学院大学心理臨床センター学外スーパーヴァイザー
札幌医科技術福祉専門学校講師
北海道学習障害児・者親の会クローバー顧問
旭川学習障害児親の会ぷりずむアドバイザー
NPO法人発達障害児支援LOF 教育センター ギフティッド部門アドバイザー
日本LD学会会員,発達性ディスレクシア研究会会員



辻 由起子氏

社会福祉士、保育士、幼稚園教諭第一種免許、ヘルパー2級、難病ヘルパー、図書館司書、親学アドバイザー

大阪府認定子ども家庭サポーター(大阪府子ども虐待防止アドバイザー)
NPO法人西成チャイルド・ケア・センター 理事
NPO法人日本結婚教育協会 講師・顧問
NPO法人くさつ未来プロジェクト 顧問
NPO法人ママふぁん関西 副理事
いばらき親子防災部 代表 ほくせつ親子防災部 代表
子育て応援市民団体「子どもを守る目@関西」代表
茨木市公認団体「親学の一歩・いばらき」代表
松原市男女共同参画推進審議会 副会長